2004.08.26

blogユーザ・アンケート

blog勉強会・研究会などでお世話になっている専修大学の山下先生のプロジェクトでWeb日記・blogユーザに対するアンケートが行われています.5〜10分程度で答えられる簡単なものなので,よろしければご協力のほど...

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2004.08.25

semblog

いまのいままで全く気がつかなかったのであるが,semblogってSEM(Search Engine Marketing)のblogだと思っている人はいないだろうか.いなければいいのだけど.semblogのsemはsemanticのsemのつもりです.いちおう.

そろそろサイトをリニューアルしたいと思います...コメントスパムがひどすぎるし.

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2004.08.12

0.1%

CNET Japan ITトレンド調査より.glucoseのシェアが出た.0.1%!まあRSSリーダーを使用している人が4.7%で,しかも複数回答禁止なのでそんなもんかなあというところ.もちろんCNETでのアンケートということで相当にバイアスがかかっているだろうが,まだ95%以上の無党派層がいるというのはなかなかエキサイティングなことである.無人の戦場.

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2004.05.27

blog勉強会というものをとりおこなう

今週の金曜日,blog勉強会の第3回目を六本木ヒルズで行うことになりました.もしよかったら来てください.以下オフィシャルな告知文.

大学の研究者を中心に結成されたblog研究のためのコミュニティ「blog勉強会」の第3回目を5月28日(金)に開催します.会場は六本木ヒルズです.詳細はこちらにて.若干の空席がありますので,興味のある方はぜひお越しください.先着順で申込を受けつけいたします.

ここは個人サイトなのでもう少し書いてみる.かつては「blogって勉強するものなの?w」などと言われていた勉強会も3回目になるとだいぶ内容が充実してきた.もともとはblogが研究対象になりうるか?という疑問のもとにチュートリアルから入ったのだけれども,もはや昔話になってしまって,応用編に.この間に(もう半年か...)立ち上がってきたソーシャルネットワーキングとその研究についても取り上げている.会場を含めて,調子に乗りすぎと言われてしまうのかもしれないが,まあたまには許してください.なお今回は,ぼくが知ってる限りの著名サイトの持ち主をお呼びしてます.発表はアカデミック分野の人々がほとんどですが,来られるのはblogサービス関係,RSSリーダー関係,文化系?,その他いろいろなバックグラウンドをお持ちの方々.勉強会終了後のご歓談や懇親会にもぜひ参加してください.さて,これから自分のプレゼンを作らなければ...たぶんつっこみどころ満載のものになるはず.遠慮なくかかってきてください.

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2004.04.09

Blog Hacks

4月下旬〜5月上旬に発売予定の「Blog Hacks」(オライリー)でRNAの記事を書かせてもらっています.これまで,書きものといえば論文と日記とプロポーザルしかなくて,今回のような一般書籍向け?の口調というのか文体というのかには全く慣れていないことが発覚.本屋に行けば山のような書物があって,その1冊1冊が誰かの手によって書かれていることに改めて感嘆,とこの本に対する貢献度1%未満(しかも締切遅れ気味)のわたしは思いました...

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2004.03.17

ひさびさに

長いこと書いてないなあ.すみません.いまは新年度に向けての仕込みとサイトの再編などを裏側でやっております.さて,今年度のsemblogプロジェクトの締めくくりを兼ねて, 社会ネットワーク研究会 というところで発表します.わりと小規模な会なので人数的に入れるのかどうかよくわかりませんが,もしよければどうぞ.

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2003.12.15

「そろそろsemblogからsemanticの看板をはずさないといけないかなあ」について

やっと予告通りのエントリーを書き始めます.まずはこの話から.semblogという名前はsemantic weblogの略という意味でつけたので,このプロジェクトはさぞかしセマンティックWebにコミットしているのだろうと思いきや,ご存じの通り全くそんなことはない.いまやっていることはRSS等のメタデータをうまく使いたいという話ではあるけれども,RSS=セマンティックではない,ということは多くの人々から指摘されている.セマンティックWebの学会に出てみると,昔は違ったかもしれないがいまではオントロジー(うまく説明できないけど言葉と言葉の関係を厳密に定義した辞書のようなもの)を使わないとセマンティックの中に入れてもらえない感じがする.そのような状況の中で,semblogとセマンティックWebとの関連はあるのかないのかはっきりせよ,ないとすればミスリーディングではないかという話が出てきている.個人的には役に立って面白いツールができればそれでいいやん,と思わなくもないけれど,semblog.orgとしての立場を明確にしておく必要はあるだろう.

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2003.12.03

Weblogと有料ホスティングの関係

また来週,とか書いておきながら全然着手できてない.すみません.ここ数日ホスティングサービスとしてのWeblogのことを考えている.まずは TypePad に申し込んでみた.せっかくなので一番高いProにする.これだとMT相当の機能は全部使えて複数のWeblogを立てられる.値段は年間で$130程度.悪くない.もう1つは12/2から始まった@niftyの ココログ .TypePadベースでしかも日本語化がちゃんとなされているので機能的には類似サービスより頭ひとつ抜けていると思われる(ただしさすがに複数Weblogは無理).事前の噂では無料のコンテンツ会員になれば使えるとされていたのだが,実際は月額950円以上のプロバイダ契約を結ぶ必要があるので年換算だと1万を超える.クオリティを考えればそんなに高くないとは思う(ダイアルアップアカウントとしても使えるし,当然).が,しかし.Weblogと有料ホスティングはあまり相性がよろしくなさそうな気がする.いったん始めるとやめようがないのだ.問題はそのデータ形式にある.これまでのWebスペースの貸し出しの場合にはFTPだの何だので完全にバックアップが取れるし新たにスペースを移行してもURIの周知が面倒な以外にはデメリットはない.一方で有料Weblogの場合,飽きてきたりお金が続かなくなった場合にデータを存続させる術がない.Weblogツールは足回りのDB等がよくできているが故に互換性には期待できないし,そもそもDBから生データを取り出す手段など提供されないだろう(まさかダンプする?).TypePad/MTの例に限れば静的なHTMLを生成するのでそれを集めておくことはできるかもしれないが,それとて完全なデータではない(エクスポートという手段もあったなあ,でも問題は同じ).そんなわけで,個人ごとのコンテンツアーカイブとして永続的にネットに載せておく手段として,有料Weblogホスティングというのはなかなかつらい.もちろんプロバイダー側としてはずっと契約を続けてもらえばいいのだけれども,個人のコンテンツを知ってか知らずか人質に取ってしまうのは好ましいことではない.うちのところでも実験を兼ねて日記をTypePadベースに移行するつもりだったのだが,この問題について有効な解決策が見いだせていないので当面は延期することにした.システムとしてはMTよりもさらに優秀っぽいし,ぜひ使いたいんやけどなあ...いい方法があったら教えてください.

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2003.11.19

さて来週のsemblog-devは

気がつけば11月も終わりかけ.みなさまいかがお過ごしでしょうか.現在は米国アリゾナ州フェニックスにてスパコンとグリッドの学会兼展示会であるSC2003に参加しています.グリッドネタとしてはGridとWeb Serviceの合流後にSemantic Webがそこに入ってくるというSemantic Gridなる概念がありますが,世間的にはあまり関心がないようでそれについては得るものはなし.そこまで来るのはまだ早いか.さて来週のsemblog-devは,
・そろそろsemblogからsemanticの看板をはずさないといけないかなあ
・FOAF流通プラットフォーム(試案)
・semblog研究会のお知らせ
の3本立てでお送りします.お楽しみに!...というかこれはただの備忘録です.すみません,ちゃんと書きます.そういえば,12月初頭に けいはんなWebSemantics研究会 で講演をすることになりました.自分では勝手に招待講演ということにしていますが,1時間もまともに話せるのかとか,Semanticちゃうやんと言われたらどうしようとか興味は尽きません.
追記:
・semblogの未来像:人のいるWebとWeb Service日記
・過去の日記からのよりぬき
・MLでコミュニティ,の問題点(その2)Real指向とInterest指向の違い,そしてクリティカルマス
を追加.

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2003.10.31

MLでコミュニティ,の問題点

最近たくさんのメーリングリストに入るようになった.これまではメルマガか,もしくはFixされたグループの連絡用ばっかりだったのだが,最近のはいわゆるコミュニティ関係で,しかも範囲が決まっていないというか,人がどんどん増える.確かにMLは手軽に作れて便利である.しかし,後者のようなコミュニティを運営するための装置としては全く向いていないと個人的には思う.理由は単純で,後から入ってきた人がコミュニティにコミットするための心理的障壁が大きすぎるから.とあるML=コミュニティの全てを把握するには,原則的にはそこで行われたすべてのメールのやり取りを見ればよいし,たいていのMLは過去ログという形でそれを保存・公開しているわけだが,その過去ログは後入りの新人にとっては「私がそこに存在していなかった時代の記録」でしかなく,今後何かわからないことがあったらまずその記録をひもとく必要がある.要するに,後入りにとってはいついかなる場合においても後入りであることを自覚させられてしまう.一方で生え抜きの人にはそんな屈託はなくて,自分の場として自由に振る舞うことができる.その差は大きいし埋まりようがない.気にしない人もいるだろうが気にする人もいる.なんというか,コミュニティという言葉から想像を受けるような平等さがMLからは感じにくい.ではWeb上で全部やるモデルはどうか.(ここではCMSのような高度な掲示板風システムやWeblogサイトの連合,を想定)過去ログは過去ログとして同じようにあるのだが,現在の議論と過去の議論が全く同じ形式で表示されるために,過去ログを過去ログとして見なくてもいいしそのために「後入り感」はだいぶ減少する.それとて完全ではない(し無理して平等にする必要もないかもしれない)けれども,オープンコミュニティにはオープンコミュニティなりの器を用意してやらないとうまく運営できないなあ,と思う.

余談.村上春樹と河合隼雄の対談で,日本の共同体は個々人の事情を顧みずに共同体の寄与度でその人の価値を決めがちだという話があった.生活に余裕のある人が週5でボランティアするのと,仕事の合間になんとか週1で,という人がいた場合の評価は?と.この対比だけでは類型的すぎるけれども,絶対量で比較してしまうきらいがあることは確か.

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2003.10.25

規格をつくるとはどういうことか

RSSまわりの議論がいろいろと出ていて喜ばしい.semblog moduleについては指摘のあった部分を修正し,バージョン0.2としてリリースする予定.みなさまありがとうございます.

さて,ここで少し考えたいというか前からの疑問があるのだが,こういう語彙を定義するためには,リリースするためにはいったいどういう手順を踏むべきなのだろうか.semblog moduleについてはあきらかに勝手に作って勝手に実装している.これでデファクトスタンダードが取れるなら何の問題もなかろうが,残念ながらこのようなやり方では世界的に普及させることは不可能である.一般に,このような語彙とかプロトコルに究極の正答は存在せず,それがよっぽどおかしなものではない限り,一長一短というか提案者の視点の取り方の違いみたいな話になる. 「in the vanguard」さん のところではRSSとalternativeの関係が議論されているが, 「おのひろきおんらいん」さん が言われるように正しいとも思えるし,厳密に解釈して間違っていると考えることもできる.またはbmpさんのコメントにもあるように,シンプルに「rel=rss」を定義して使えばよいとも思える.どれにせよ,規格と現実の運用には何らかのズレがあって,そのズレを修正するために何らかの活動をしていきたいわけだが,その際の活動とは何なのか,どうすれば効果的なのか,というようなことについてぼくはあまりにも無知だ.

現在ぼくはフロリダのリゾート地にてISWC2003というセマンティックウェブの学会に出ている.セマンティックウェブでは,ソフトウェアが理解できる語彙の体系=オントロジーをどうやって定義するかという話がよく出てくる.語彙自体を統一することはあまり現実的ではないが,せめて語彙の書き方は合わせたいということでRDFをはじめとする記述言語の定義がなされている.当然そこではいろんな議論がなされる.知り合いの研究者によればその議論というのが修羅の世界で,常に発言をし続けることが大事で,しかも議論は複数回にわたるためにアメリカだのヨーロッパだの年8回ぐらい出張して出席し続けないとプレゼンスが失われる,とどちらにせよ日本人にはなかなか厳しい条件が揃っているということである.ちょっと余談っぽくなったが,要するに規格をつくるということは政治をするということで,政治にはそれなりのプロトコルがやっぱりあって,それを使いこなせるのかどうかぼくには全く自信がない(というか経験がない).まあその意味でJoi ItoさんはCreative Commonsに関わったりFOAFに関わったりとすごいなあと単純に思う.KANZAKIさんもそう.Lawrence Lessigは著書「CODE」の中で現実の力のあり方を「法」「慣習」「市場」「アーキテクチャ」に分類している.規格作りの問題はそれら全てを含んでいる.何をどのように提案して現実の力に変えていくのか,semblog.orgの活動にもそれが問われている(そして大変そうなので先が思いやられる).

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2003.09.29

私信

現在,国立情報学研究所のネットワークが落ちているようです.よってwww-kasm.nii.ac.jpやfoaf.jpや清澄日記にアクセスすることができません.同様に私の大学用メールアドレス(i2k@grad.nii.ac.jp)へのメールも届きません.メールをいただける方はi2k@mac.comの方にお願いします.
追記:1日以上落ち続けたのちに復活しました.いちおう学術ネットワークの総本山のはずなんやけど...

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2003.09.20

TrackBack Spam

3週間ほどのご無沙汰でした.その間にいろんなことがあってまだ整理がついていない.Weblog世界の動きの早さを思い知らされる.いちばん大きな出来事はglucoseの配布停止.2つ問題があり,1つは明らかなバグが原因で,あるサイトに数日間で数十万アクセスの負荷をかけてしまった.プログラム的には単純なミスだったのだけれども,それがネットにつながった瞬間に巨大なトラブルを引き起こす.それは常識とはいえ,自分たちがそれをやってしまう可能性があることに気が回っていなかったという面は否定できない.もう1つの問題はより深刻で,Weblogをある面で特徴づけているTrackBackの仕組みの大きな弱点というか何というかを自らの手で露呈させてしまったこと.ここ最近議論がなされていたTrackBackスパムを図らずも実現してしまった...これについては,端的に言ってしまうとTrackBackの仕様を守っていないサイトに対して仕様通りの要求を送るとそれが解釈してもらえずに別の処理がなされた,という感じになる.で,ここで問題になるのはTrackBackとは何かということ.それは概念なのか技術なのか仕様なのか. MTのサイト によればその3つの全てだということが読みとれるが,その考え方は全ての人に受け入れられているのか.デファクトスタンダードなる言葉があるけれども,上のような考え方がデファクトになりきっていない(かといって対抗技術もあんまりない)状態で技術や仕様をフルに生かし切ろうとすることは難しいのではないか.今回はたまたまglucoseというユーザベースの小さいソフトウェアの問題だったが,検索エンジンのロボットはどうかとか疑問点はいくらでも出てくる.さらにはそれら全てがTrackBackの概念を理解してそれに配慮したロジックを組み込むことはあり得るのか.robots.txtを万人に周知するほうが早い?こういった話は世の中のありとあらゆるプロトコルの普及過程にあったに違いないが,実際にどのように対処されて,今後はどのように対処するべきなのだろう.幸いにしてTrackBackやRSSやサイト間連携について議論する場ができつつあり,優秀な人々がそこに集まりつつある.そこでの議論を見守りつつ,必要とあらば末席に加えさせていただこうと思う.

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2003.09.01

TrackBackは未来のリンク

TrackBackの効用を述べてみる.自明だったらすみません.はじめてTrackBackの概念を知ったときには,これはWebコミュニケーションの新しい形態かなと大いに期待していたのだが,それから数ヶ月たったいまもTrackBackを有効利用して議論しているサイトというものにお目にかからない(あったら教えてください).それにはいろいろな理由があるだろう.日本人のメンタリティとか日記とWeblogの違いとか.その話はなるべく避けたいので避けることにして,議論エンジンとしての役割以外にTrackBackがなし得るものとは何であろうか.(ちなみにここではTrackBackという言葉をReferer追跡を含めた「逆リンク」の意味で使っています)

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2003.08.31

SMW感想文

「スマートモバイル・ワークショップ2003」に行ってきた.大混雑.別室には入れなかった人のための中継ルームまである.この手の会議はなんでこんなに豪気なのか...会議の主題はハワード・ラインゴールドの「スマートモブズ」日本語版発刊記念ということだったのだが,あいにく読んでなくて本の内容に沿った話だったのかはわからない.ともかく前半は彼の講演ともう1件,後半は豪華メンバーによるパネルディスカッション.興味深い点は多々あったがどうにも発散的.すでに忘れつつあるけれどもなんとか踏みとどまって感想を書いてみる.

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2003.08.26

出没予定

Weblog関連の会合が立て続けに開かれるので,出かけてみようと思います.1つめは 「スマートモバイル・ワークショップ2003」 .ハワード・ラインゴールドが来るそうです.むかしむかしWiredっ子だった時代にがんばって読もうとして挫折した記憶あり.事前登録は終了したようです.もう1つは 「Link Knowledge! レクチャーシリーズ 第1回」 .moblogに限定しないWeblogの会合はこれが初めてかも.しかも(ようやく)日本語.過日に出版されたWeblog本2冊の著者が来られるようで内容にも期待.どちらの会合も,講演者はもちろんのことどんな人が聴きにくるのかに興味があったりします(自分のことはさておき).では当日お会いしましょう...

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2003.08.11

RSSとHTML

過日の 「RSS大混乱」 に対して 山田BBS にて反応あり.ありがたいなあ...掲示板への反応をまたこっちで書く,というのも変な感じやけど試しにやってみます.RSSとHTMLについて思うところ.ちなみに遅くなったのはしばらくネットのない場所にいたからです.

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2003.08.08

RSS大混乱

Weblogにまつわる情報源としてかなり有用な山田BBS,最近いろいろ引用させてもらっている.その山田BBSで RSSに関する議論 が勃発,やや混乱しているような.とりあえずおやと思ったのは RSS3.0 が真面目な規格として捉えられてること(ウソをウソとして見抜いた上だったらすいません).そのRSS3.0を提唱しているAaron SwartzはW3CでRDFのワーキンググループにいる人です.RSS1.0の提案にもかかわってるし.3.0は1.0と0.91/2.0の大バトルにうんざりして提案したネタです.そもそもXMLなのがいけない,ならば生テキストだ!という感じで.じゃあ,ということでRSSの大混乱について思うところを述べる.

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2003.08.07

あなたに問いたいことがある

という大仰なタイトルは毎日新聞の 「日本のスイッチ」 より.いまさら2ちゃんねる@折り鶴でも山田BBSでも聞けない質問なのでこっそりここに書きます.
・tDiaryって普通にRSSを吐けますか.Blosxomはどうですか.
・正しい,というかまともに使えるOPMLの例を教えてください.
・シェルなしでMovableTypeはインストールできますか.
自分で試せと言われそうですが何か情報がありましたら教えてください...

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2003.07.29

RNAはどこへ行く

公開してからものの3週間ほどでいろんな人に使ってもらえるようになった「RNA」.msano氏の尽力もあってかなりのペースでアップデートしてきた.いまは1.2をリリースしたところで第1段階の目標は達成したかなあと.すでに多機能すぎてよくわからないという声もある中でRNAが何を目指しているかを書いてみる.

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2003.07.22

Weblogツールリスト

Weblogツールリスト(from ARTIFACT)
内容は題名の通り.非常によくまとまっていて,現状ではWeblogのツール的側面からのサーベイとしては間違いなく最上級.あえてWikiにはしていないらしくて更新が大変そう...大いに期待しています.で,RSS Readerという項目にsemblog.org提供のRNAとglucoseが入っていて(glucoseも開発はsemblog.orgです)感無量というかそもそも公開して10日ほどでこういう風に取り上げてもらえるのは不思議な感じ.さすがWeblogコミュニティというべきか.このリストを見てると意外なほど配布されているツールというのは多くないことがわかる.しかも国産で,UTF-8以外も通って,フリーでとなると...まあこの業界ではSharpReaderとNetnewsWireが圧倒的に強いので何とも言えないが,Weblog記述用ツールの充実ぶりと比較すると少なすぎるような気はする.とくにRNAみたいなものは誰でも最初に考えつきそうなものなので,公開した途端に「そんなんもうあるでー」などと言われるかと思ったのだが...いろいろ理由を考えてみたけど,あまりに眠いので論考は後日に譲ります.読み直すと何もオチがない.ごめん.

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2003.07.16

RNA情報源

RNAのインストール - 新しいタイプのアンテナ?
インストール手順と問題点が簡潔にまとめられています.貴重な情報源.

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2003.07.15

semblog-dev

このページを「semblog-dev」として刷新することにしました.個人的には何も変わってないけど,RNAやらglucoseのユーザが増えてきているようなので,そのサポートも含めて責任を持ってちゃんとやろうということです.ということで,トップページではオフィシャルリリースなどの情報を載せ,こっちでは細かいアップデートの報告や開発版の配布をしていきます.あとはWeblogやSemantic Webに関する雑文などは以前と変わらず.ではではよろしく...

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2003.07.09

1IMC感想文

「First International Moblogging Conference」というものに行ってきた.なんか200人ぐらい人がいて日本人は3割ぐらいか.セッションもほとんど英語だが豪気なことに同時通訳つき.すごい.ともかくえらい熱気である.で,どうだったのかというとまったくもってピンとこない.遅刻したので最初の方は聞き逃したが,みんな揃いも揃って「Weblogが携帯で更新できるのは革命だ!」という.以上.もちろん人によって専門領域の話があるけども,メッセージとしては前述の通り.で,解散.うーむ,ここまでサプライズがない会議というのも珍しい.あれだけの面子が並んでいたのに,いったい何が悪いのか?生Joiを初めて拝見したという収穫だけではもったいないので考えてみる.

まずはWeblogという概念が輸入されてきたときに起こった典型的な反応と同じものがここにはある.「それってWeb日記と何が違うの?」この議論はいまも続いていて終わることがない,というかすっかり酒の肴(消費の対象)になってしまった.個人的には日本におけるWeb日記と日本におけるWeblogは区分不可能だと思っている.Moblogも同じことで,写真が入るかも知れないけれどもやっぱりWeb日記との質的な差は見いだせない.ではこんなに盛り上がるのはなぜか.言い切っていいのかどうかは知らないが,日本以外でのWeblogの位置づけが何か違うからなのだろう.いま彼の地で代表的といわれるなWeblogは専門家が自分の専門について毎日書き記すような類のもの.レッシグとか.過日のWWW2003の論文では「Personal Knowledge Publishing」という大枠の中にWeblogを位置づけるものがあったが,まさにそういう感じなのだろう.ならばWeblogがジャーナリズムの革命だ!と叫ばれたのも納得できなくはない.そう,Weblogは自分の本業,昼の仕事を世界に開くための手段だったのだ.これを「昼のWeblog」と呼ぶことにする.翻って日本では,インターネットは夜の領域に属するものではなかっただろうか.本業から帰ってきてその日にあったことを認める,そうするとそのコンテンツは本業も趣味も生活も渾然一体のものになる.それが日記であって,Weblogが輸入されてきてもやることは同じ,Moblogでも同じ(認める時間は変わるかも).これを「夜のWeblog」と呼ぶ(夜の日記でもいいけど).一方,彼の地の人々においてはMoblog(というか携帯電話)によって自分の生活が記述される可能性が出てきた.昼のWeblogにはない部分,夜のWeblogがMoblogによって達成され,しかもそれが読んでみたら楽しくて,革命!という筋書きなのではなかろうか.でないとこのピンとこなさが理解できない...ネット初期において個人ページが存在しなかった彼の地では,(昼の)Weblogによる革命,Moblogによる(夜の)革命と革命ばっかり起こって楽しそうだが,こっちとしてはおもしろくも何ともない.だからいきなり元祖を名乗られたりビジネスチャンス扱いされると気にくわないということになる.

もう1点,Moblogがどうかなと思うのは,思考が携帯電話というデバイスに完全に支配されているというところにある.カメラ機能で写真をポスト,GPS機能で位置情報をポスト,そりゃまあそうやろう.じゃあ次に携帯にボイスレコーダー機能がついたら,音声ファイルをポストするのだろうか(もうやってるか?).これでは携帯メーカーの想像力の問題になってしまってわざわざユーザー側が集まる意味がない.革命を標榜するなら猫の写真をアップする以外の使い方を考えないと.また個人的な意見になるけれども携帯を人間関係デバイスと捉えてfoaf的なアプローチを徹底させるとか,集団性の問題(ひとりひとりが固有の場所にいてかつ他の人とつながっている)を突き詰めるとか,やりようはいくらでもあるはず(やし自分でもやるつもり).

ということでこんな感じの考察ができたことは大きな収穫.近いうちにあの辺のコミュニティに接触しなければなあという目標もできた.こんな規模の会議を実現するのはさぞかし大変だっただろうなあ,と主催者に感謝の意を.

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2003.07.03

スミスのはなし

「美しい日本の掲示板」という本をきっかけにして,2ちゃんねるの名無しさんシステムはエージェント・スミスではないかという説が出てきている(情報源: www.textfile.org > 山岸広太郎のBlog ).曰く,何十万人もの参加者が同じ「名無しさん」いう仮面をかぶってまるで1人の人格としてふるまっている,と.果たして実際はそうなんかな.確かにマトリックス的ではあるのだが,それは名無しさんのせいというよりは,名無しさんたちの中で名前を保持しよう,「現実」との接点を確保しようとするコテハンさんの存在がネオをはじめとするザイオンの住民っぽいからだと思う.エージェント・スミスモデルにもっと近いのは,住民の名前がほとんど「山田」になってる山田BBSの方だろう.名を捨てて何者でもないことを暗に主張する名無しさんではなくて,「山田」という唯一の名前を積極的に選びとる(というか名前を空白にすると強制的にそうなるんやけど)山田BBS住民は極めてラディカルな存在である.エージェント・スミスにも「スミス」という名前があるのだ.で,最近参加したイベントで明和電機の元社長(お兄ちゃん)が宣伝していた映画に「スミスの法則」というものがある.内容が内容で,人類の名前を全員「スミス」にしようと企む地下組織の話(だったと思う.ディテール適当).恐るべき符合を感じるのはぼくだけではあるまい.この前の朝日新聞の土曜版「Be」にはたれぱんだの作者による新しいキャラクター「ぴよだまり」の話が載っていた.ぴよだまりはタオル地の黄色いボールに目とくちばしをつけただけの「ぴよ」が数百個ほど乱雑に並べられた,史上初の集団としてのキャラクター(作者談)なのだそうだ.ここにも同じものがある.Weblogの,有り体に言えばオレオレ的社会の対極にある集団性にはまだまだ検討の余地があると思われる.

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2003.06.11

blosxom

blosxom
ポストMTの一番手ともいわれるWeblogツール.「ブロッサム」と読む(読めない).シンプルすぎて笑ってしまうが侮りがたしという噂.これから調べていく予定です.

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2003.06.09

Wiki記法あれこれ

山のようにあってしかもそれぞれが微妙に異なるWikiの記法.途方に暮れそう.
YukiWikiでの議論
WalWikiの場合(YukiWikiとの差分)
PukiWikiの場合
Tikiの場合
WikiLikeの場合
Wilikiの場合
RWikiの場合(rubyのRD表記)
Hikiの場合
tDiaryのWikiスタイル
tDiaryのWikiスタイル改造版
HNSの場合

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2003.06.08

便利なのだがWiki

Wiki Way という本を購入してぼちぼちと読んでいる.Wikiは最近まじめに活用していないのだけれども便利だ.あれがなければ日記を書くことはしなかっただろうし,まさか自分がWeblogの研究に踏み込むこともなかったであろう.しかしまあ世の中にはWikiクローンが山のようにある.そしてそれらが独自性を競い,コミュニティも盛り上がっているようだ.が,Wikiコミュニティについてはどうしても気になる点があって,それは記法の問題である.Wikiではhtmlの代わりに単純な記法を採用してる(たとえば[[word|http://...]]と書くとリンク,とか)のだが,その記法がクローンごとに微妙に異なる.あるクローンでは「*」は見出し,他のでは箇条書き,など.もうちょっと何とかならないのだろうか.確かに新しい機能を付け加えれば新しい記法を採用しないといけない,が,それにしたって使える部分は過去のものを踏襲してもいいのに.またはさっさと規格化するとか.そんなこんなでクローン間のデータの互換性は基本的に期待できず,一度使い出したら同じのをずっと使わざるを得なくなる.さて,なぜこんなことをしつこく書くかといえば,それはWiki的な記法に大きな期待を抱いているからだ.日常的に書くコンテンツではhtmlが前提とするような木構造はほとんど必要なく,Wikiのようにその場その場で簡単な印をつけるので十分だ,タグに比べて印は入力コストというか手間が低くて,そのおかげで多様な「意味」を乗せられる可能性がある.ということで,せめて印は共通化して,それをみんなが使いこなせるようになればSemantic Webの世界観の実現は相当はやくなるだろう.微妙な(本当に微妙な)差異化はあまり意味をなさない.何とか解決したい問題のひとつである.

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2003.06.06

Lessig Blog (JP)

Lessig Blog (JP)
ローレンス・レッシグのWeblog日本語版.こういうのがあると確かにうれしいけれども,それよりどうやって維持していくのかが興味深い.

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2003.06.03

mtの根本問題

semblog.orgとしてはmtを基本的なプラットフォームとして利用し,その上でいろいろやろうと思っているわけだが,ここにきてmtのアドホックさに困惑することがよくある.何よりも問題なのがEntry IDとTrackback ID(tb_id)の数字の間に関係が見いだせないこと.なぜ同じにしなかったのだろうか.おかげでtb_idを探すためにわざわざhttpを叩く必要が生じ,htmlをパースする必要が生じ,その負荷は積もり積もると馬鹿にならない.そして途中で仕様変更されたらと思うとぞっとする.じゃあmtをやめて手作りすればいいのかといえばそういうわけにもいかない.なにしろmtの出来がよすぎる.これと同等のものを作るには1〜2年を要するだろう.とくに「気が利く」という部分について.mtを味わったあとに中途半端な手作りツールに移行させることは不可能ではないとしてもよっぽどの理由がいる.かくして「出来がいいのにアドホック」というツールに乗っかるには相当の苦労が必要となる.semblog軍団のみなさんがんばっていきましょう...

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2003.05.30

MOVABLETYPE VERSION 2.64

MOVABLETYPE VERSION 2.64がリリースされました.このバージョンではCSS(スタイルシート),XML-RPC,ユーザインターフェイス,Creative Commonsライセンスに関するエラーが修正されています.また,検索機能やコメント,TrackBack,メール通知機能に存在していたXSS(クロスサイトスクリプティング)への脆弱性が修正されました.他にはRSS2.0のテンプレートの追加,デフォルトのIndexテンプレートがWindows版のInternet Explorerで正しく表示できない問題への対応が施されています.全ての変更箇所はこちらで見ることができます.

Posted by i2k at 02:16 PM | Permalink | Comments (0) | TrackBack (72)

2003.05.27

HOTWIREDのblog特集

blogってどうよ?
どうなんでしょうねえ.
ウェブの生みの親、ウェブ技術の特許を主張する風潮に警鐘(Wired News)
WWW2003ではblogに関係のありそうな論文は2本だった.さて来年は...

Posted by i2k at 10:35 PM | Permalink | Comments (0) | TrackBack (76)

Googleは崩壊する

とセンセーショナル?な題名をつけて煽ってみる.最近,Googleの検索の質が落ちてないだろうか.例えば疑問があってクエリーをかけてみると答えが返ってくるのではなくて同じ疑問を持った人のページがひっかかったり.そういうことがたびたび起こっている.何が理由なのか.その一端はWeblogが担っているのではないかと想像する.

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Posted by i2k at 09:09 PM | Permalink | Comments (0) | TrackBack (150)

2003.05.24

オープンソーステキスト

semblogとはなんぞや,という手段の部分の話をちゃんと書かないままに目的を言ってしまうんやけど,やりたいのは要するに「オープンソーステキスト」の実現,ということ.普通に考えるとこの言葉は大いなる矛盾を含んでいる.テキストってもともとオープンなものではないのかと.ソフトウェアの場合は人間が書くソースをコンピュータが実行できるバイナリに変換(コンパイル)してバイナリだけを配っているという現状があり,それでは人間の智恵が伝達・再利用できないのでソースも入手可能にすべし,というオープンソースムーブメント(粗筋でアレやけど)が生まれるのは,確かにそうかなと納得できる.ではテキストの場合,智恵の伝達と再利用はすでに可能になっているだろうか.意外とそうなってはいなくて,ここでは電子化されたテキストのことを念頭に置いているけども,Web上に置いてあるテキストというのはある意味HTMLとしてコンパイルされて提供されている.実のところ,ブラウザで表示できる「ソース」というのは何やらわけのわからん(わかるけど)タグに装飾されていて,再利用するにしても文章と文章のつながりは自分で判断しないといけない.またはブラウザ上でコピペしたっていいけど,それはそれで手作業だ.この情報化時代に機械の力を借りられないのはなかなか面倒な話であり,せっかく電子化されたテキストがあるのならばもうちょっとだけ機械に合わせてあげて人間にとって便利なものにしたい,というのがモチベーションとしてある.一方で,これだけWebが広がったのはHTMLのおかげというかタグをつけると見た目が変わる,それが楽しくてみんなが参加するようになったという一面があって,そういう意味でのクリエイティビティは否定すべきではないし,その線を守らないともともとWebが何であったのかという本質を踏み外す.さてこの相反する要求をどうやってクリアするかということで持ち出してくるのがオープンソースの概念である.端的に言ってしまえば原材料と完成品を両方入手できるようにしておけばいい,ということ.入手したあとのことはその人が好きに考えればいいわけで,とりあえずは入手可能性の部分を機械で支援したいと思っている.いまのところそれはある面では達成されていて,ある面では全然足りていない.インターフェイスとか権利関係とか.その足りていない部分を埋めること,そして原材料と完成品を両方手に入れられるようになったときにどんな可能性が生まれるのかを示すこと,それがsemblogプロジェクトの目的だったりする.こんなに長々と書くつもりはなかったけど(しかもいきなり終わる),マニフェストもしくはアジテーションとしてはそんな感じです.

Posted by i2k at 06:43 PM | Permalink | Comments (0) | TrackBack (73)

2003.05.23

問題発生

3ヶ月以上も普通に使っていたmt.cgiが「Premature end of script headers」というエラーで落ちるようになった.不思議なことにテキストを書いてそのままPublishすると落ちて,続けてRebuildメニューからRebuildすると問題ない.なので支障がないといえばないが気持ち悪い.検索しても有益な情報がなくて途方に暮れかけている.しかも同じmt.cgiで管理してる別のWeblogではPublishしても大丈夫だということが判明し,なお意味がわからなくなった.

Posted by i2k at 11:31 PM | Permalink | Comments (1) | TrackBack (73)

君の名は

semblogという言葉はいまのところ残念ながら一般名詞ではなく,自分で命名したものだ.この命名には少しばかり意図があって,それはWeblogのことを「ブログ」と呼びたくないなあというところから来ている.微妙に恥ずかしいので(いつもはウェブログと呼んでいる).たぶん「ブ」の部分がいけないのだろうから,Weblogから「ブ」を抜くにはどうしたらいいのかと小一時間悩んだ結果,英語で「mb」と書くとbの発音が消えてなくなることに思い至った(例:bomb,climb).ならばSemanticの前半だけを採用してblogとくっつけたら...ということで晴れてsemblog(セムログ)という名前になった次第.ちなみにSemanticを勝手に分断していいのかという議論については産総研の某さんがSemantic Webのことをsemweb(セムウェブ)と呼んでいたのでたぶん大丈夫だろう.さて,じゃあ「セムログ」という響きがかっこいいかというとそれはまた別の話で,これからの活動いかんで良し悪しが決まっていくのだろう.自分としては普及しはじめるまでは普通に「セマンティックウェブログ」と呼ぶような気がする.弱気.

Posted by i2k at 03:24 PM | Permalink | Comments (0) | TrackBack (77)

semblogにまつわるsemblog

semblog.orgの運用がはじまったということでsemblogにまつわるよしなしごとをここに書いていこうと思う.こうやって独自ドメインでいろいろやりはじめると急に研究っぽくなる(自分の中で)から不思議なものだ.とにかくこのネタで博士論文まで書き上げないといけないのでがんばります...

Posted by i2k at 02:54 PM | Permalink | Comments (0) | TrackBack (69)